2011年11月21日
今日、大英帝国の勢力による第三次大戦にも至り兼ねない紛争をユーラシアにて触発する思惑が一時的とはいえ保留されたことで、大西洋岸の政治経済体制に更なる重荷がかかっており、これによりオバマ大統領の更迭あるいは弾劾の過程がおそらく促進されたと見ていいでしょう。
2011年11月21日
今日、大英帝国の勢力による第三次大戦にも至り兼ねない紛争をユーラシアにて触発する思惑が一時的とはいえ保留されたことで、大西洋岸の政治経済体制に更なる重荷がかかっており、これによりオバマ大統領の更迭あるいは弾劾の過程がおそらく促進されたと見ていいでしょう。
現在、米大統領を解任に追い込む主要因が、五つ存在しています。
先ず始めの解任要因は、ベトナム戦争(冷戦中のインドシナ戦争全般)を超える被害と犠牲を生むことは明らかである次の戦争に対し、米国防省の重役や官僚等は、浅はかな説明や説得のみでこの種の戦争に巻き込まれることを嫌悪しており、同意を得ることが非常に難しいことが挙げられます。このような無謀な軍事政策がまかり通れば、10年以上続いたベトナム戦争を上回る米国存亡の危機に直面することになるでしょう。
二つ目は、英国王家ならびにその傀儡であるオバマ大統領によって企てられているこれらの「軍事的冒険主義」が、核戦争による全世界の政治形態を脅かす結果につながることが挙げられます。
更に三つ目の要因は、この軍事的共謀の裏にある英国王家と傀儡政権の長であるオバマの意図は、王家のメンバー自身が公言するように、近日70億人を超えた世界人口を10億人以下に減らすという「大量虐殺」を速やかに行使することにあるという事実です。この隠されもしない大英帝国王家の宣言およびキャンペーンは、暴君ネロに筆頭するバラック・オバマの政権および他の大西洋岸の政府によって、現在すでに劇的な変化を引き起こしているのです。
四つ目は、アメリカ合衆国議会が宣戦布告に至らず、また司法機関の容認を得ないまま、リビアを例とする国外紛争への参戦に踏み切り、臆病風にふかれた政府機関の役人をよそに、独裁的決断を下し続けている事実が挙げられます。
最後に、戦線に関する最終決定権をもつ大統領が大英帝国の支配下に置かれている現在、米大統領の権限は国外政権に剥奪された状態であり、故にアメリカ合衆国そのものが正当性のない無謀な戦争に巻き込まれつつあるという事実が挙げられるのです。
英国王家の生命線である「大英帝国体制」は、元祖ローマ帝国の4代目の化身ともいえる形態だといえます。つまり大英帝国王家の根底にある思想は、「ローマ帝国」という存在の永遠の繁栄であり、大英帝国はその四つ目の姿に他ならないのです。
これは「国家としての英国」とは一線を画する問題なのです。ペロポネソス戦争以来続く寡頭制(オリガーキー)の原則とは、人類は全能の神ゼウスにより完全なる服従を余儀なくされているというものであり、英国王家が今日その原則を受け継ぐ存在なのです。
未だに帝国主義を貫く英国王家が、暴君ネロの要素を存分に備えているバラック・オバマ大統領を選び、その潜在性によりアドルフ・ヒットラーをも超える傀儡的存在になり得ることを熟知しているという事実を、我々は理解する必要に迫られているのです。