2013年4月10日
現代イスラム研究センター(Center for Contemporary Islamic Studies in Japan / CCISJ)は4月9日、シラー研究所(Schiller Institute)のフセイン・アスカリ氏の記事「西南アジアのための革命的平和計画」をフェイスブックに掲載しました。
“A Revolutionary Peace Plan for Southwest Asia” (日本語版は後日掲載)
2013年4月10日
現代イスラム研究センター(Center for Contemporary Islamic Studies in Japan / CCISJ)は4月9日、シラー研究所(Schiller Institute)のフセイン・アスカリ氏の記事「西南アジアのための革命的平和計画」をフェイスブックに掲載しました。
“A Revolutionary Peace Plan for Southwest Asia” (日本語版は後日掲載)
シラー研究所はドイツを拠点とし、リンドン・ラルーシュ氏の妻ヘルガ・ラルーシュ氏が会長を務めており、科学と文化の発展を継続していくための政治的解決案を提供し続けている国際的団体です。近日ニューヨークやドイツのフランクフルトでも国際会議を催しており、「ユーラシア大陸横断鉄道」の構想を今日世界中に蔓延り、市場主義を世界経済の基盤とする「グローバリゼーション」に取って代わる唯一の選択肢として世界各国に推進しています。
中東(正しくは「西南アジア」)は今日市場主義を掲げる帝国主義者たちによって新たな世界大戦の火種のごとく扱われていますが、中東問題の根源は中東を起源としているのではなく、独立国家主義を撲滅せんとする帝国主義者たちの口実にされているだけなのです。全世界が物理的に発展することをなくして現世界経済危機を脱出することはもはや不可能であり、そのためにはTPP(Trans Pacific Partnership:環太平洋連携協定)に見られるような自由貿易と民営化を主体とする今日の経済体制に終止符を打ち、米大統領フランクリン・ルーズベルトが世界大恐慌から脱出するため1929年に始めた本来アメリカの伝統的政策である「保護主義」および大規模インフラ事業への長期的投資を、混沌を極める今日、各国が率先して行わなければならないのです。