オバマ大統領の弾劾に関して

リンドン・ラルーシュ、Jr.  2010年2月3日 今度の2011年度予算案に含まれるNASAコスト削減政策は、昨年より進められている社会保険および医療界のコストを削減することを意図とした医療改革(Healthcare Reform)と共に、世界経済危機の名の下に社会福祉全般を無効にすることを主眼とする、30年代のナチスが行った極度の禁欲政策を可能にした考え方に他ならず、一線を踏み外した許されざるものです。この決断により、オバマ大統領を留めたまま、この経済危機から脱出することは不可能となってしまったのです。

History: H.Carey-1

[img_assist|nid=254|title=|desc=|link=none|align=center|width=300|height=300] これは前首相である犬養毅により翻訳され出版された米国の経済学者ヘンリー・C・ケリーによる1891年の著作「社会科学の原則」の序章です。この序文は、明治21年に第二代日本銀行総裁となる富田鉄之助によるものです。犬養は、福沢諭吉に学び、近代中国の生みの親である孫文との交友関係でも知られ、共に「アメリカン・システム」と呼ばれる経済学理論を推進していました。 1931年に首相となりますが、翌年いわゆる「五一五事件」で暗殺されることになります。 [img_assist|nid=256|title=|desc=|link=none|align=center|width=800|height=300]

History: F.List-1

[img_assist|nid=285|title=|desc=|link=none|align=left|width=300|height=300] これはドイツ人経済学者でありアメリカン・システムの支持者でもあるフリードリッヒ・リストの著作「経済学の国民的体系」の1889年版の序章です。彼のアイデアは、ドイツの近代産業とインフラ基盤整備の初期の発展に寄与しています。この序章は、当時日本銀行総裁であった富田鉄之助によるもので、この著作自体は大島貞益によって翻訳されました。 [img_assist|nid=253|title=|desc=|link=none|align=left|width=300|height=300]

新たな世界経済体制への“四大国協定”

2009年6月23日 この分節は、2007年9月に行われた討論、「破綻した現経済体制を改めるために必要な改革」をもとに執筆された政治経済学者リンドン・H・ラルーシュJr.氏の論文、「我が国の行方:幻影の終焉(The State of Our Union: The End of Our Delusion!)」から引用され、米国民主党のためのプラットフォーム(Prolegomena)として、LaRouche Political Action Committee(LPAC)から出版されました。

アジアにおけるアメリカの歴史的使命

マイク・ビリントン 2010年1月8日 第二次世界大戦時、フランクリン・ルーズベルト大統領はウィンストン・チャーチル首相に対し、アメリカは大英帝国の繁栄を守るために戦っているのではなく、この世界から植民地主義を排除し、独立国家を主体とするアメリカン・システム及びテクノロジーを旧植民地国に配給することを使命としていることを明快に告げています。彼はアメリカ合衆国を、20世紀初期に蔓延しつつあった英国の帝国主義的風潮から解放し、共和国の起源に返還することに死力を尽していたのです。

日本とインド:四大国協定を促すテクノロジーを通した経済協力

2009年12月29日 12月27日から29日にかけて行われた鳩山首相のインド訪問は、リンドン・ラルーシュ氏が提示し続けている四大国協定(中国、インド、ロシア、米国)に日本が参加する意図があることを示す重要な動きだとインド報道局は伝えています。 この日本とインド両国による加速的協力は、広大なユーラシアの人口と領域を安定させる可能性を着実に促進するものです。 この度の会合で最も重要な項目の中に、原子力および国家安全についての協定があります。昨年8月、マモハン・シン首相の来日の際、原子力テクノロジーに関する合意が報道されました。外務省は、インド・アジア・ニュースに対し、日本は原子力を通し、意欲的にインドと協力する意図があることを伝えました。インド外務省ヴィシュヌ・プラカーシュ報道官は、エネルギーの確保とその安全は非常に重要な課題であり、両国は原子力の安全性、非汚染性、およびリサイクル可能なエネルギー源としての効率性について同意し、意見を交換しながら今後の発展を促していくことに合意しました。 同時に、インドの経済紙、エコノミック・タイムズは鳩山首相の訪問に関し、インドが日本企業にとって、中国に次ぐ最も重要な貿易相手国であることを指摘しています。

リンドン・ラルーシュ氏: 第七年度国際ローデス・フォーラムでの講演

「近日報道されたロシアと中国からのニュースは、全世界を揺るがしている経済危機の最中に鳴り響く、心強い“鼓動”だといえます。病んだ西欧の政治経済体制は崩壊の最終段階に入り、有能な経済学者たちは、数週間の内にも起こり得ると予報していますが、この10月後半の一報は、ユーラシアのみならず、全世界をも救済し得る、頼もしい復興の兆しと見ることができるのです。・・・」